国税庁に税法論文を提出する際に必要な書類とは

こんにちわ、もっちゃんです。

おかげさまで令和4年3月で税法免除大学院を卒業することができました。

応援してくれた家族、友人、またブログ読者様とYouTube視聴者様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

さて、卒業の余韻に浸るのもつかの間、今度は完成した税法論文を国税庁に提出しなければなりません。

書類提出の詳細は国税庁のホームページに記載があるのですが、いかんせん説明がごちゃごちゃしていてわかり辛い。。。

というわけで、僕が情報をわかりやすくまとめて、今回はお伝えしたいと思います。

あなたが将来、税法免除大学院を卒業して税法論文を国税庁に提出する際に、必ずこのブログを見返せるように、今のうちにブックマークをお願いします。

それでは、今日も張り切ってまいりましょう!

提出書類は状況により異なる

さて、税法論文を提出する際の必要書類は、その人の状況によって異なります。

具体的に言うと、今回論文を提出することで試験科目の全部が免除になる場合ならない場合です。

どういうことかというと、全部が免除になるというのは、今回の僕のように簿記論、財務諸表論、国税徴収法に合格していて、残りの税法2科目を論文により免除する場合です。

これにより、試験科目5科目に合格したことになります。

逆に、全部が免除にならない場合というのは、例えば国税徴収法と簿記論には合格しているけれど、財務諸表論に合格していない場合です。

この場合には、論文で税法2科目を免除しても、合計4科目しか合格していないことになるので、全免除にならない場合に該当します。

全免除になる場合の必要書類

今回は、僕のように3科目に合格していて、論文を提出することにより全免除になる場合を前提に話を進めていきます。

それでは、必要書類を次から確認していきましょう。

①研究認定申請書兼税理士試験免除申請書

まずは、研究認定申請書兼税理士試験免除申請書、という長い名前の書類が必要になります。漢文か!

この書類への記載事項は、税理士試験の合格通知に記載されている『一部科目合格通知番号』を記載します。

そして、認定を申請する研究内容として、税法の研究に〇をつけて選択します。

そして、収入印紙を8,800円分購入して貼り付けます。高っけ~~。

②学位取得証明書

次に、学位取得証明書です。注意事項として、『修士(法学)』『修士(商学)』などの学位の名前が記載しているものが必要です。

大学によっては通常は記載が無い場合があるので、大学の事務局に必ず確認してください。

③成績証明書

次に、成績証明書です。これは卒業時にもらえるかと思います。なお、先ほどの学位取得証明書か、成績証明書で入学の年月が確認できない場合には、『在籍期間の証明書』も必要になります。

④税法論文のコピー

いわずもがな、税法論文です。2年間をかけてじっくり作り上げてきた大切な作品です。いざ、国税庁へ行ってらっしゃい。

なお、論文の表紙と目次(ページ数記載が必要)、参考文献、引用文献目録は必須です。

⑤指導教授の証明書

税法論文が修士の学位取得にかかるものであることを証明する証明書です。

卒業後に、この証明書がもらえない!なんてことのないように、指導教授とは仲良くしておきましょう。

私の場合は、卒業式当日に無事、担当教授から書類を頂くことができました。

⑥大学院の修了要件のコピー

次に、大学院の修了要件のコピーです。「修了要件って何?」と思われるかもしれませんが、入学時のオリエンテーションで配られる大学要綱の中に、『○○単位を取得することが卒業のためには必要』と書いてある部分があると思います。これをコピーします。

⑦履修した全科目のシラバス

これは、1年時から準備しておかないと結構大変です。自分が履修した講義すべてのシラバスを印刷しておいてください。卒業時にまとめてやると結構大変です。

ちなみに、シラバスには、担当教授、講義内容、単位数が記載されている必要があります。

⑧税理士試験の一部科目合格通知書のコピー

過去に合格した税理士試験の合格通知書のコピーです。

提出時期その他

今回、税法論文を提出することで、全免除になる場合には、提出期間に制限はありません。いつでも提出することができます。

ですので、卒業式で必要書類をそろえたらその足で郵便局に行って提出することも可能です。

なお、提出先は、郵便番号100-8978 東京都千代田区霞が関3-1-1 国税庁内 国税審議会会長宛です。

また、A4判大の返信用封筒に切手を貼って同封します。その際、一般書留(555円)、簡易書留(440円)、特定記録郵便(280円)のうち自分が希望する返信方法に応じた金額の切手を貼っておきましょう。

おわりに

相手は官公庁で形式主義ですから、一つでも添付書類を忘れると修正手続きに時間がかかることになってしまいます。

1日でも早く税理士資格を取得したいので、そのようなミスは犯さないように気を付けたいですね。

なお、私の場合は卒業式のあった3月20日の午後に簡易書留+速達で郵送しました。到着は22日だったようです。

さて、国税庁からの試験免除通知はいつくらいに来るのか?

過去のネットの情報だと、早ければ8月の上旬ということですが。。。。

通知がきたら、またブログで報告したいと思います。

それでは。

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