こんにちは。税理士の元山です。
我々は税の専門家として日々仕事をしておりますが、どうしても業界内の会話では専門用語だらけになります。
これをそのままお客様との会話で持ち込んでしまうと、お客様は専門用語の意味が分からず、かといっていちいち遮って言葉の定義を質問するわけにもいかず、なんとなくわかったようなわからないようなすっきりしない気分で会話を終えることになります。
先日とあるお客様から、「元山さんは小難しい専門用語を言わないから、話がわかりやすくてよい」と言っていただけました。
これは私も心掛けていることだったので嬉しく思いました。税法は一般の方にとっては、難解で意味が分からないという点において、外国語みたいなものです。
となると我々専門家は、その外国語を相手に伝わる形で翻訳しなければなりません。
その意味で専門家は通訳者でなければならないと考えています。
税法は、このままいけば複雑になっていくことはあっても、一度リセットでもしない限り、シンプルに戻ることはないでしょう。
我々の翻訳能力がさらに求められていくものと思います。
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