こんにちは、モタックスです。
今日は会計事務所で働くために必要なスキルについて話していきます。
今日の話は、これから会計事務所に転職しようと考えている
あなたに聞いて欲しいと思っています。
今日の話を聞くメリットは次の通りです。
・会計事務所で必要なスキルが分かるので、
転職活動前にそのスキルを磨いて、
転職を有利に進めることができる。
逆にこの話を聞いておかないと、
会計事務所で本当に必要とされているスキルがわからず、
転職活動で苦戦してしまうかもしれません。
そうならないためにもぜひ今日の話は聞いておいてください。
ちなみになぜ僕がこの話をしたいかと言うと、
僕自身会計事務所に入るまでは、
会計事務所で必要なスキルというのは何なのか全く分かりませんでした。
今思えばもっと早く知っておけば、
事前準備ができたこともあったのになと思います。
だからあなたにはそうなって欲しくないので、
事前に情報を提供しておきます。
会計事務所で必要なスキル一覧
忍耐力
まずは忍耐力です。
なぜ忍耐力が必要かと言うと、
お客さんから預かった大量の資料を、
延々とキーボードで入力しなければならないからです。
ひたすら単純作業の繰り返しなので、
忍耐力がないと本当に嫌になってしまいます。
整理整頓力
次に整理整頓能力です。
なぜ整理整頓の力が必要かと言うと、
多くのお客さんは、資料を綺麗にまとめてくれません。
ざっくりと封筒の中にレシートなどを入れて、
丸投げしてきます。
これらのレシートを日付順に並べ替えたり、
台紙に貼ったりしなければならないんです。
また資料はきちんと整理していないと、
必要な時にすぐにアクセスできなくなります。
そのためには日頃の整理整頓がものを言います。
計画性
会計事務所の仕事は通年での、
法人の決算を行うための会計入力と、
個人または個人事業主の確定申告時期の
まとまった申告に分かれます。
いかに確定申告時期に忙しくならないように、
事前に資料を頂いて入力を済ませておくか。
またその合間にある法人の申告書が滞らないように、
計画的に法人の会計入力も進めていかなくてはなりません。
しかも法人の場合、複数の会社から
資料を途切れ途切れでもらうので、
どの会社の会計入力が何月まで終わっているのか、
ということを常に把握しておかなければなりません。
タイピング速度
次にタイピング速度ですが、
数字のテンキーの入力だけ早ければいいと思うかもしれませんが、
実はキーボードの文字入力のスピードも求められます。
というのも摘要欄を入力する時に、
ほとんどはショートカットキーで済ませられるのですが、
事前に入力していない適用は、
自分で手打ちしなければなりません。
そのスピードが遅いとかなりのロスになってしまいます。
1仕訳あたりの遅延はそれほど大きくありませんが、
それが何千の仕訳となってくるとその積み重ねは大きなロスになります。
推理力
次に推理力ですが、
例えば仕訳の貸借が合わなかったり、
取引不明の預金引き落とし亡くなった時に、
ある程度自分でヤマを張って、
この辺りが安いんじゃないかというポイントを
推理しながら原因を探る力が必要になります。
これを身につけると、
実際に推理が当たった時の快感はなかなかのものです。
コミュニケーション能力
会計事務所は入力だけしていればいいのかと言うと、
まったくそんなことはありません。
むしろコミュニケーション能力の方が大事なぐらいです。
なぜかと言うと、基本的にお客さんは経理のプロではありません。
なので、基本的には難しい会計や税務のことについて、
何がわからないかがわからない状態と思った方がいいでしょう。
そんな時に相手が一体何を知りたいのか、
何を聞いてきているのかを把握できるコミュニケーション能力がないと、
やり取りでかなりの時間的ロスを発生させてしまいます。
体力
最後に体力です。
会計事務所の仕事は、
主にデータ入力なので
体力が必要と聞くと意外と思われるかもしれません。
しかし行ってみるとわかるのですが、
1000枚を超える伝票を一日中入力すると、
精神的にも体力的にかなり疲弊します。
これが確定申告時期になると重なるので、
その体力の消耗具合は半端じゃないです。
そのためにも日頃から運動などをして、
健康に気を使うことが必須になります。
自分が風邪で倒れても、
お客さんや申告期限は待ってくれません。
おわりに
今日紹介した会計事務所での必要なスキルを、
入社前に全て備えておくことはほぼ不可能でしょう。
実際に会計事務所に入ってから身に付く部分も多いと思うので、
安心して会計事務所に転職していてください。
早起きをするとかウォーキングぐらいは今のうちからやっておくといいかもしれませんね。
それでは今日の話はここまでです。
ありがとうございました。
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