こんにちは、もっちゃんです。(→プロフィール)
今日は僕が通う税法免除大学院で先月行われた、税法修士論文の中間発表会で感じたことや学んだことをシェアしたいと思います。
今日の話は、税法免除大学院に進学しようと考えている税理士受験生のあなたや、今実際に税法免除大学院に進学して論文を執筆している大学院生のあなたに聞いて欲しいと思っています。
で、今日の話を聞くことであなたが得することを先に伝えておきます。
・税法免除大学院で行われる中間発表がどんなものかが分かるので、あなたの大学院で中間発表会が行われる際の参考になり、何を準備すべきでどんなことに当日注意すればいいのかが分かる。
・だからあなたが自分の中間発表会を行う際に、失敗する確率が大幅に下がる。
ではなぜ僕は今日の話をあなたにしたいかと言うと、税法免除大学院の中間発表会の情報はインターネットでは非常に少ないため、少しでもあなたの参考になればいいなと思ったからです。
それでは本題に入りましょう
なぜ論文の中間発表会があるのか
なぜ論文の中間発表会があるかと言うと、大学院生が自分の論文の進捗状況を客観的に把握するためです。
中間発表会があれば、嫌でも自分の論文の内容を人に説明できるようにまとめなければなりません。
これをすることで自分の論文についての理解が深まります。
さらには中間発表をした時点で至らない点があれば、それらの部分について大学教授たちからアドバイスをもらうこともできます。
もし仮に中間発表会がなくて最終論文発表会だけだったら、もうその時点で論文の締め切りに間に合わないような進捗状況になってしまうかもしれません。
そうならないためにも論文の中間発表会というのは存在します。
中間発表会とはどのような内容なのか
中間発表会というのは、パワーポイントで自分の論文の内容を簡潔に発表します。
パワーポイントの中で必ず記載しなければならないのは、論文の目次、研究の目的、問題提起、解決策の提示、各種の定義、研究方法などです。
これを一人10分間パワーポイントのスライドを使って説明して、説明後に教授たちからの質問などを受けることになります。
中間発表会では、誰にどんなことを指摘されるのか
基本的には教授たちから疑問点やもしくはアドバイスをもらうことになります。
指摘される点があるとすれば、論文の結論がぼんやりしているような時にはどんな結論を想定しているのですか、などと質問されます。
または研究手法について不明瞭な点があれば、具体的な説明を求められます。
中間発表会で気をつけたいポイントとは
それではここからは中間発表会に出席するにあたって気をつけたいポイントをシェアしたいと思います。
はじめによろしくお願いしますと言う
発表のはじめに、一言、「よろしくお願いします。」と言ってお辞儀をするだけで、聞く側の姿勢が全く変わります。
是非一礼して、言ってみてください。
頂いた質問には答える前にまずありがとうございますと言う
パワーポイントでの発表が終わったら、教授たちから質問をいただくことになりますが、質問をもらったらすぐに回答するのではなく、一言、「ご質問ありがとうございます。」と添えてから質問に回答するとかなり心証が良くなります。
発表の終わりには今後ともよろしくお願いしますと言う
パワーポイントでの発表が終わったら、「ご清聴ありがとうございました、今後ともよろしくお願いします。」と言うと心証が良くなります。
身振り手振りを使ってみる
パワーポイントのスライドを行う際に、手元のカンペを棒読みするだけではなくて、スライドに向かって指を指したり、身振り手振りを交えて話すと聴衆の目を引きつけることができます。
問題提起と結論を必ず最初に述べる
論文は結局、あなたの問題意識があって、それに対する解決策を提示するわけですから、必ず問題提起と結論を最初に述べましょう。
論文の研究方法を必ず述べる
あなたの研究方法がアンケートを集めてそれを集計してデータ分析を行うもなのか、あるいは先行研究や法律条文や判例を分析して研究を行うものなのか、という具体的な研究手法についての説明は必ず必要です。
常に疑問形で話す
今回は一人発表がうまいなと思う方がいたのですが、常に疑問形で話していました。
例えば、
「何々の問題は何とかではないでしょうか?」
「果たしてこの問題点は何とかなのでしょうか?」
そして聞き手にこうやって疑問を持たせた後に、
「だから私は何々と考えるのです。」
という風に接続詞の使い方が上手い人は、聴衆を引き込むことができます。
具体的な接続詞で言うと、「仮に、したがって、つまり、要するに、しかし、だから、ということは」などです。
終わりに
今回は論文の中間発表会ということで、大学の教授たちからかなり厳しい質問などが飛ぶかなと想像していたんですけども、どちらかと言うと質問というよりは教授達からの親切なアドバイスが多かったように感じます。
その論文をもっと良くするには、もっとこうしたらいいよ、というような具合です。
僕も来年は自分が発表する側になるので、今回学んだことを来年実践できるようにしたいと思います。
それでは今日の話はここまでです。ありがとうございました。
編集後記
古くからの友人であるシャミセニスト寂空率いるTHE SYAMISENISTの【re:tokyo】をついにゲット。
三味線でありながらグルービーなダンスロックっていうギャップがいい。
これ聞きながら通勤するとめっちゃテンションあがりますわよー。
ところどころ入る変拍子が変態的でいいね!笑
チェキラ!
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