こんにちはもっちゃんです。(→プロフィール)
今日はフリーランスになるには一体どうすればいいのかという話をしたいと思います。
今日の話は、今サラリーマンとか会社勤めをしているけれども、フリーランスとしていつか独立したいあなたに聞いてほしいと思っています。
では今日の話を聞くことであなたが得することを先に伝えます。
・実際にフリーランスの Web デザイナーとして独立した僕の失敗談を聞いておくことで、あなたが同じような失敗をすることがなくなる。
・フリーランスとして独立前に何をしておくべきなのかが分かるので、独立してから後悔することがなくなる。
・実際にフリーランスとして独立した僕の悩みや苦労がわかるので、こんなはずじゃなかったという理想と現実のギャップに苦しむことがなくなる。
逆に言うとこの話を聞いておかないと、いざ勢いでフリーランスとして独立した時にこんなはずじゃなかったという理想と現実のギャップに苦しんでしまうかもしれません。
なので真剣にこの話を聞いてください。
ではなぜあなたにこの話をしたいかと言うと、僕自身はほとんど勢いで何の考えもないままit 系ベンチャー企業を辞めてWeb デザイナーとして独立しました。
ほとんど何の計画もない独立だったので、相当苦労しました。
あなたには僕のような失敗をしてほしくないと思い、今日の話をしています。
なぜ独立しようと思ったのか?
僕がフリーランスのWeb デザイナーとして活動したのは、税理士試験を始める前の2年間でした。
それまではit 系のベンチャー企業で営業をしていました。
もともとそのベンチャー企業に入る時は、4、5年で必要なスキルを身につけてやめてやろうと思って入社しました。
なぜその it 系のベンチャー企業から他の企業への転職という形ではなく、フリーランスとしての独立を選んだかと言うと、簡単に言えば人に使われるのが嫌だったからです。
他人が作った組織の階段を登らされるよりは、自分が組織の階段を作る側になって従業員に階段を登らせたいと考えていたからです。
まあフリーランスなので、従業員はいないのですが・・・。
とにかくフリーランスになれば人に使われることなく自分の自由な意思で仕事ができるというところに魅力を感じてフリーランスを選びました。
独立に必要な準備はいつ行ったのか?
ではサラリーマンとして会社勤めをしながら、いつWeb デザイナーとしての準備を行ったのでしょうか。
僕が it 系のベンチャー企業にいたということで、その会社で Web デザイナーとしてのスキルを身につけたのかとあなたは考えたかもしれませんが、実は全く Web デザイナーとしての経験はありませんでした。
ただHTML や CSS については、その会社のホームページを少し僕がメンテナンスでいじっていたということもあって多少の知識はありました。
しかし Web デザインという領域では全くのド素人でした。
ではなぜWeb デザイナーという職種を選んだかと言うと、それ以外にフリーランスとして独立するネタが思いつかなかっただけです。
しかし独立するにあたっては、スキルを身につけなければなりません。
というわけで、会社勤めの最後の方はランサーズやクラウドワークスに登録をして、簡単なランディングページの作成などの仕事を請け負いながら、スキルを高めていきました。
ちなみに HTML や CSS の知識を身につけるのに役に立ったのが、ドットインストールというサイトです。
動画での説明が非常にわかりやすく、何よりナレーションの喋り方が好きでした。
そして簡単なホームページが WordPress で作れるようになった頃に、会社を辞めました。
どうやって仕事をゲットしたのか
フリーランスとして独立したいという方が一番不安に思うのが、果たして仕事がちゃんと取れるのだろうかということではないでしょうか。
僕も実際にそうでした。
では実際にどうやって仕事をとっていったのかという話をします。
まずはランサーズやクラウドワークスで仕事を募集しました。
しかしそもそもこれらのマッチングサイトでは報酬単価が異常に低く、しかも取られる手数料も高いのでまったく儲けにはなりません。
それでも Web デザイナーという仕事は原価が発生するわけではないので、全て粗利にはなります。
で、これらマッチングサイトで仕事を請け負うことは厳しいなと感じたので、実際にいろんな場所に出かけることにしました。
ビジネス交流会や、ビジネス関連のイベントに積極的に参加するようになりました。
そこで色々と名刺を配っていると、次第にホームページに関する相談をいただけるようになりました。
そしてとにかく頂いた仕事に全力を尽くすというスタンスで、ホームページを作成して行きました。
するとリピーターとして何度も別の仕事を頂けるようになりました。ホームページの作成だけではなくて、Google AdWords などのインターネット広告の仕事や、サイト運用のコンサルティングなどのお仕事もいただけるようになりました。
そしてある時点から、ご紹介をいただけるようになりました。
収入面はどうだったのか?
フリーランスとして独立したいというあなたが一番心配なのが、果たして本当に独立して生活が成り立つのかということではないでしょうか。
僕が選んだ Web デザイナーという仕事は、いつ入金されるかと言うと、ホームページを作成して実際にそれを納品して初めて請求書を発行できます。そしてそれが一か月後に入金されるわけです。
つまり仕事を受注してから納品するまで、平均にすると3ヶ月から5ヶ月ぐらいかかったかと思います。
しかも毎月安定的に納品できるわけではありません。
なので収入にかなり波がありました。
貯金がなければ正直生活ができない、というのが現実でした。
もちろん、Web デザイナーとして十分な年収を稼いでる方もいらっしゃるし、そこを目指すという選択肢もあったのかもしれませんが、僕の場合はそこまでWeb デザインに情熱やパッションがありませんでした。
フリーランスとして独立して一番思ったことは、サラリーマンとして毎月決まった給料が振り込まれるというのが、なんと恵まれて安定した事なのかということに気がつきました。
人に使われずに働けて幸せだったのか?
元々僕が独立をしようと思った発端が、人に使われたくないからということでした。
でも実際に Web デザイナーとして独立をして、人に使われずに仕事をして、幸せだったのかと言うとまったくそんなことはありません。
確かにフリーランスとして独立すれば、上司はいません。なので嫌な上司に命令されることはないです。
しかし逆に言えば、困った時に相談できる先輩もいないということです。ビジネスでは、日々問題にぶち当たります。それは大概自分にスキルが足りないことが原因です。
そのような時に会社であれば頼れる先輩がいて、教えを請うことができるのですがフリーランスだとそれができません。
あと、独立すれば人に使われないと言っても、結局ビジネスは誰か他人からお金をもらう活動です。
それがサラリーマンの場合は会社であり、フリーランスの場合は得意先ということになります。
で、結局フリーランスも得意先に使われているということに気がつきました。
サラリーマンであった時以上に、得意先に頭を下げなければならないのです。
それが嫌ならフリーランスとして独立することはおススメできません。
それでも独立したいあなたへ
今回はちょっとネガティブな話が多くなってしまいましたが、結論としては僕は独立した経験があって良かったと思います。辛かったですけど。
なぜなら、学べることがサラリーマン時代よりも多いですし、何より自分の人脈が広がっていくのは楽しいことでした。そして、自分が何に向いていて、何に向いていないのかがわかりました。
また僕の場合はWeb デザイナーとして活動した経験が、税法免除大学院での修士論文執筆を終えて、税理士として独立した時に役に立つということは確信しています。
で、これから独立するあなたにオススメしたいことは、貯金とスキルアップです。
サラリーマンとして安定した給料があるうちに、1年は生活できるだけの貯金と、クライアントに価値を提供できるだけのスキルを身につけてください。
そうすれば飢え死にすることはなくなります。
そしてもし独立したら、ランサーズやクラウドワークスに頼らず、とにかく自分から外に出ることをお勧めします。
今はちょっとコロナ禍なので、ビジネス交流会なども数が減っているかとは思いますが、オンラインで行われているものもありますし、コロナが終息した後を見据えて今のうちに準備をしておくと、僕のように無駄な失敗をすることはないでしょう。
人生は一回しかありませんから、やりたいと思ったことはどんどんやってください。自分の心に嘘はつけません。それでは、ありがとうございました。
コメント
すごいですね。是非書籍化してほしいです。
むっちゃん様
コメントありがとうございます。
書籍化は予定しておりませんが、動画で解説はしていますので、
よろしければご覧ください。
https://youtu.be/bHz9WBtt2Iw