こんにちは、モタックスです。(→プロフィール)
今日の話は、税理士になるために大学院に行く場合の
メリットとデメリットをまとめたいと思います。
今回の話は実際に税法免除大学院に通っている僕が、
実体験として感じた大学院に行くことのメリットとデメリットをまとめたいと思います。
今日の話は誰に聞いて欲しいかと言うと、
これから税法免除大学院に通おうと検討している
税理士受験生のあなたに聞いてしいと思っています。
今日の話を聞くことであなたが得することは次の通りです。
税理士になるために大学院に行くメリットとデメリットが分かるので、
あなたが税理士免除大学院に行こうかどうか悶々と悩むことがなくなる。
そしてその時間を今の受験勉強に集中させることができる。
逆にこの話を聞いておかないと、
いつまでも悶々と答えの出ない悩みに時間を使ってしまい、
本来受験勉強に費やすべき時間を無駄にしてしまうかもしれません。
なのでぜひ今日の話を真剣に聞いてください。
税法免除大学院に行くメリットとは何なのか
ではここからは税法免除大学院に行くことの
メリットを整理していきましょう。
1.税法が2科目免除になる
これは一番のメリットだと思いますが、
やはり試験を受けることなく税法の2科目が免除になる
というのは最大のメリットだと思います。
2.受験勉強をしなくていい
大学院に行くようになってから気づいたのですが、
税理士試験の受験が思っていた以上に
自分にとってストレスになっていたということです。
受験勉強をしなくなってから本当に肩の荷が下りたと言うか、気が楽になりました。
3.受験勉強のストレスから解放される
受験勉強をしている頃は、
それこそ四六時中受験のことばかり考えていましたが、
大学院に通うようになってからは
そのようなプレッシャーはなくなりました。
気晴らしに家族と遊ぶことができるし、
ゲームもすることができるし、
本当に受験勉強のストレスから解放されたんだなという風に思います。
4.受験勉強以外の本を読むことができる
受験勉強をしていた頃は、
予備校の参考書以外の本を読んだ記憶がありませんが、
大学院に通うようになってからは
本当にいろんなジャンルの本を読めるようになりました。
受験勉強しなくちゃという強迫観念がなくなったことで、
自分の興味の赴くままに本が読めるようになったのは、
自分の幅を広げるという意味でもとても良かったと思います。
5.土日に遊べる
受験勉強していた時は、
基本的には土日も図書館にこもって勉強していたので、
家族との時間を犠牲にしていました。
しかし大学院に通い出してからは、
土日はきちんと家族と過ごす時間を取ることができるようになりました。
土日に家族で出かけることもできます。
これは受験勉強時代には考えられなかったことです。
6.家族との時間を取ることができる
受験勉強時代は夜も8時とか9時まで勉強してから家に帰っていたので、
子供たちがすでに寝ているなんていうこともありました。
しかし現在は仕事が終わってからすぐ家に帰れるので、
子供達に夜、絵本を読み聞かせしてあげることもできます。
7.将来設計が立てられる
受験勉強している時は、
自分の願望ではあと2年で受かると考えていても、
実際にその通りに受かるかどうかは分かりません。
しかし大学院の場合は2年で確実に卒業できる
という確実性があるので、
2年で卒業してからの将来の計画が非常に立てやすいです。
安心して将来の計画を立てることができます。
8.大学院で友達ができる
これは意外な効果だったのですが、
大学院で同じように税法免除を目的に通っている人たちと仲良くなります。
志が同じなので話も合いますし、
何よりお互いに修士論文の執筆を励まし合うことができ、
切磋琢磨できる関係を築くことができます。
おそらく大学院を卒業した後も長い付き合いになるかと思います。
9.機会損失を防ぐことができる
受験勉強では何年も不合格が続くと、
早く合格していた場合に本来働いて稼げたであろう収入も
失っていることになります。
しかし大学院では2年で確実に卒業できるので、
機会損失が発生することがありません。
そういう意味でコスパは良いと思います。
税法免除大学院のデメリットとは何なのか
ではここからは、逆に税法免除大学院に行くことの
デメリットを整理してみました。
1.学費がかかる
基本的には予備校の受講料よりも高い学費がかかります。
予備校が1科目1年あたり20万円から30万円くらいするのに対して、
大学院の場合は1年あたり100万円前後がかかります。
2.論文を書かなくてはいけない
税法の免除を受けるためには修士論文を書かなくてはなりません。
受験勉強ほど切羽詰まったものではありませんが、
軽く考えていると痛い目にあいます。
それなりの分量を執筆しなければならないので、
資料集めとか、資料の整理をはじめとして、
先行研究をまとめて行ったり、
自分の主張を論理立てたりする別の能力が必要になります。
3.通学しなくてはならない
受験生の時は予備校の授業を
インターネットで受講することができたので、
通学をする必要はありませんでした。
しかし大学院の場合は、
通信制でない限りは基本的には通学が必要になります。
となると移動時間や交通費もかかるので
その点はネックかもしれません。
4.仕事との調整が大変
先ほどの通学の問題とも絡んでくるのですが、
仕事を早めに切り上げたり、
あるいは仕事中に通学させてもらう場合は
仕事との調整がとても重要になってきます。
あなたが勤務する会計事務所の所長の理解も絶対に必要です。
そのあたりの調整をするのが大変だということがデメリットでしょうか。
終わりに
ここまで税理士になるために
大学院に行くメリットとデメリットを整理してきました。
今日の話はあくまで僕が個人的に感じた感想なので、
あなたに当てはまるかどうかは分かりません。
一大学院生のリアルな声として参考にしていただければ幸いです。
それでは本日の話はここまでです。ありがとうございました。
編集後記
今使っているパソコンは富士通の LIFEBOOK なんですけど、
かなり古いパソコンです。
キーボードが古くてパンタグラフではないので、
とっても打ちにくいです。
修士論文を完成させるのに、
タイピングがしづらいパソコンだと結構ストレスですね。
新しいパソコン欲しいなあ。。。
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