「お金持ちになる人、貧乏になる人」レビューと考察

まいど、もっちゃんです。それでは今回は、中田敦彦さんのYou Tube大学でアップされた動画、「金持ちになる人、貧乏になる人」のレビュー考察を書いていこうと思います。

この記事を書く目的は、僕自身にこの動画で学んだ内容を復習させるためです。

それでは、行きましょう。

出典は?

この動画が参考文献としているのは、スティーブ・シーボルトという方の「金持ちになる男、貧乏になる男」(サンマーク出版)です。

アマゾンのカスタマーレビューを見ると、星が5つと4つで75%なので、そこそこ良い評価をされているようです。

著者について

ちなみに、このスティーブ・シーボルトさんという方は、アメリカで経営コンサルタントをされています。

学生時代に一流の人の研究を開始し、20年後にその研究成果を発表して注目を集めています。

現在は能力開発の第一人者として、世界の優良企業の社員研修コンサルティングなどを手掛けています。

お金持ちマインドに踏み込んだ内容

中田さんは今までお金に関する動画を上げてきましたが、比較的テクニカルな内容も多くありました。

しかし、お金持ちになるために一番必要なのは、お金に関する考え方や世界観であることに気づき、この動画を上げたそうです。

自己啓発の世界でも、よく「マインドセットが大事」と言われますが、要はどんなテクニックを知っていても、お金持ちに対するそもそもの考え方や価値観をアップデートしないと、お金持ちにはなれないよ、ということを言っています。

お金持ちに対するイメージ

動画内では、基本的にお金持ちと貧乏人を対比する形で様々な項目を比較しています。

例えばお金持ちに対するイメージ、お金を稼ぐ動機、お金を使う手段をまとめると表のような比較ができます。

貧乏人お金持ち
お金持ちのイメージ・悪い、冷酷
・才能と学歴と運でなれる
・金持ちになれない
・寛容な人
・アイディアと努力でなれる
・金持ちに必ずなれると思っている
お金を稼ぐ動機・お金を失うことの恐怖と不安から
・生活費を得るため
・お金は欲しいけど、言わない
・自己実現のため
・自由を得るため
・信念があるから、お金が欲しいと言う
お金を使う手段・時間を切り売りする
・嫌いなことに耐える
・単独で労働する
・アイディアを売る
・好きなことを極める
・チームで事業をする

ここで僕自身のことをいうと、現在金持ちではありませんが、若いころはかなり貧乏マインドにどっぷり浸かっていたな、という感じがします。

今は、金持ちマインドに近い考え方にシフトしてきていますが、まだお金がついてきていないという感じですかね。

そのうち、お金もついてくるだろうなと楽観視はしています。

あっちゃんも僕と同い年ですから、年齢的なものによる成長、という側面もあるのかなと思いました。

孔子も、「40にして不惑」と言いました。40歳というのは、一つの節目なのかもしれません。ちなみに、意味は「40歳にもなれば、惑うことがなくなるものだ」です。

お金の使い方の比較

貧乏人は、お金を短期的に、消費やギャンブルに使うようです。これの意味するところは、自分への成長にお金を使っていないということですね。過去の私がそうでした。

これに対してお金持ちマインドの人は、超長期的な視点で、自己の学習のために投資をしていきます。また世界株などに分散投資しています。

お金だけではない

動画内では触れていませんでしたが、僕が考えるにお金と同様、いやそれ以上に大事なのは、時間の使い方も同じく貧乏人と金持ちで別れるということです。

貧乏人は、自己学習や成長のために時間を投資しません。だから貧乏なままなのでしょう。

それに対して、金持ちになる人は貴重な時間を、自己投資に充てます。これが毎日1時間の差だったとしたら、1年で365時間の差になります。

そして10年経つと3650時間の差になるのです。そりゃ、収入の差になりますわ。

金持ちに会いに行け

動画内では、関わるコミュニティについても言及しています。「朱に交われば赤くなる」という言葉があるように、貧乏人は貧乏人でつるむし、金持ちは金持ちとつるむ傾向があります。

自分がどうなりたいか、貧乏人になりたいのか、金持ちになりたいかで所属するコミュニティを選択しろということですね。

確かに、社長は社長の集まりにしか出ませんからね。特に僕自身のことで言うと、ゴルフはやるべきだなと思いました。

税理士開業も近いですし、社長層はほぼゴルフをやるので、食い込むにはちょうどいいきっかけになりそうです。

子供へのお金に関する教育

あっちゃんも言ってましたが、結局子供に金持ちになる教育をしたかったら、自分が実地で金持ちになるところ、なったところを見せるしかないんですよね。

自分が貧乏なのに、子供に金持ちになる教育はできません。

まずは、自分が金持ちになることが先で、教育なんてのはその次なんだなと思いました。

ただ、お金に関する関わり方が4つあって、①従業員②専門家③社長④投資家の種類があるよ、程度のことは教えられるかなと思います。ロバートキヨサキのキャッシュフロークァドラントです。

私の場合は今までが①で、今年から②になるわけですが、お金持ちになるためには③を目指して従業員を増やしていく必要があります。

仕組み化・システム化ですね。幸い税理士業界は、資格を持っていない担当者が仕事を完結させてくれるので、仕組み化はしやすい傾向にあります。

あとはどれだけ一人前の担当者を育てられるかということになります。

リスクの説明が不足している

こういったお金持ち系の動画は、起業や投資を薦めてきますが、大体においてリスクの説明が不足しています。

今回の動画も、起業のリスクについては触れていませんでした。起業したすべての事業や会社が黒字という訳ではありません。

借金をすれば、自宅や土地を抵当に入れられたり、親に保証人になってもらう場合もあります。

起業したての頃なんか、時給換算で10円にもならない時期もあります。

倒産すれば、自己破産する可能性もあります。そう考えると、一番安定しているのはやはり公務員になるということになりますね。

国は数年では倒産しませんし、よほどのことがない限りクビになりません。起業の対極に位置しています。ですが、公務員では大金持ちにはなれません。せいぜい年収1000万円超えくらいでしょう。

結局、お金持ちになりたいのか

この動画の真意は、「あなたはお金持ちになりたいのか?そしてそれはなぜ?」ということに尽きるのだと思います。

私はなりたいですね。総資産でいうと1億は超えたいですね。なぜって?それだけの価値を社会に提供できる人間なのかどうかを試してみたいからです。

それでは。

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栃木県真岡市 税理士 元山りょうブログ

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