税法免除大学院生は、一体どんな授業を受けているのか?

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 こんにちはモタックスです、

 今日は税法免除大学院生がどんな授業を受けているのか、ということをテーマにお話ししたいと思います。

 この手紙は誰に読んで欲しいかと言うと、これから税法免除大学院に通おうとしている税理士受験生で、あらかじめ大学院生活のイメージを掴んでおきたいというあなたに読んで欲しいと思っています。

この手紙を読んであなたが得することとは?

 この記事を読むことであなたが得することは次の通りです。

税法免除大学院での具体的な授業の内容がイメージできるので、大学院生活についての漠然とした不安から解放される。

実際に税法免除大学院に合格した後、履修登録した授業にどのように対応していいかが分かるので、スムーズに大学院生活をスタートさせることができる。

具体的な課題のこなし方が分かるので、どのように毎回の授業に望めばいいかに迷うことがなく、効率的に課題をこなして時間を節約することができる。

 逆に言うとこの話を聞いておかないと、実際に税法免除大学院に合格して授業を受けていくにあたって、どういう風に課題をこなせばいいかがわからずに時間を無駄にしてしまうかもしれません。

 では何故僕があなたにこの話をしたいのかと言うと、実際に僕も税法免除大学院でどのような授業が行われるのかが全くわからなかったので、当初はかなり課題をこなすのに苦労しました。

 あなたには僕のような苦労をして欲しくないので、この情報を提供したいと思います。

なぜ大学院の授業は毎週課題があるのか?

 大学院の授業は大学の学部の授業とは違って、受講者の人数が少ないです。

 大学だと一つの授業に数十人ぐらいの受講者がいるかと思いますが、大学院だと10人も満たないことが多いです。

 平均で3人から5人くらいだと思います。

 なので、だいたい毎週受講者が順番で指定されたテキストに基づいて発表を行うことになります。

 例えば今週は A さんが第1章を発表、来週は Bさんが第2章を発表するというような具合です。

 なぜ発表しなければならないかと言うと、大学院生は修士論文を完成させなければなりません。

 その修士論文というのは自分の主張や仮説に対して、根拠を用意して説明しなければなりません。

 この訓練を行うという意味もあって、毎週テキストの情報をまとめて発表することになります。

税法免除大学院生の授業とは

1.学科により異なる

 税法免除大学院にはどのような授業があるんでしょうか。これはあなたが入学する税法免除大学院の学科によると思います。

 僕の場合は経営に関する学科なので、経営論に関する授業や、会計学の授業、国際経営の授業や、租税法の授業などがあります。

 なお、税法免除を目的とした大学院への進学であっても、必ずしも法律に関する学科でなくても構いません。

 それぞれの授業の時間は90分単位です。ちなみに授業と授業の間には10分の休憩があります。

2.どのように発表を行うのか

 基本的には指定されたテキストの章を自分でまとめて、それを PowerPoint にして発表することになります。

 まとめ方は人それぞれだとは思いますが、僕の場合はマインドマップを作成して情報をまとめてから、それを PowerPoint に落とし込むようにしています。

 ちなみに僕がノートにまとめたマインドマップをシェアしておきます。

 後は僕が授業で使用した PowerPoint も参考までにシェアしておきます。

3.コロナウイルスの影響はあったのか

 僕が入学した令和2年4月は、コロナウイルスの影響で授業が当初の予定どおりには始まりませんでした。

 オンライン授業が開始したのはほぼ6月に差し掛かる頃です。

 しかもすべての授業がオンラインの授業というわけではなく、対面の授業や対面とオンラインをミックスしたような授業もありました。

 その他には双方向のオンライン授業ではなく、一方的なレポートの提出だけで良いという授業もありました。

 Word でまとめるものですが、毎週レポートを書くというのもそれなりにきつかったです。

4.卒業に必要な単位数とは

 僕が通う税法免除大学院の場合は、卒業までに必要な単位は32単位です。

 1授業あたりの単位は2単位なので、全部で16個の授業を取らなければならない計算になります。

 均等に授業を取っていくと1年当たり八つの授業を受けることになります。

 ただ、ほとんどの人は1年生の時に授業をまとめて取ってしまって、2年生の時には修士論文に集中できるように、他の授業はほぼ受けないという感じの人が多いです。

5.論文の中間発表会とは

 ほとんどの大学院には修士論文の中間発表会があると思います。

 大学院によっては1年生の時からやるところもありますが、僕が通う税法免除大学院は2年生の10月頃にプレゼンテーションという形で行われます

 1年生は自分が来年発表するときの参考になるように、半強制的に参加します。

6.学費はいくらなのか

 僕が通う大学院の学費は、年間100万円を下るぐらいです。なので2年間で200万円弱の金額を投資することになります。

 ただ、税理士になってしまえばこれくらいの金額は数年で回収できると考えています。

あなたが希望をする大学院での授業内容を知る方法

 大学院の授業内容を事前に知りたい場合は、その大学の受験要項やパンフレットを取り寄せることになります。

 しかし案外大学院についての情報は少ないです。

 なので、実際の大学院に通っている人が書いているブログを見つけて、それを読み込んでみるというのが一番リアルに大学院生活を想像できるかと思います。

 その他、実際にその大学に通っている大学院生に話を聞いてみるというのもいいでしょう。

 税法免除大学院に通うのは決して安い金額ではありません。なのでミスマッチが起こらないよう十分に事前の情報収集を行って志望する大学院を選定してみてください。ありがとうございました。

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税法免除大学院
栃木県真岡市 税理士 元山りょうブログ

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