モチベーションを上げる究極の3ステップとは

 あなたは今、モチベーションが上がらないことに悩んでますか。
 収入を2倍にするためにやるべきことが分かっていても、それを行動に移すことができないと悩んでいませんか。

 もし収入が2倍になれば、毎週高級な寿司を食べに行けるし、分厚くて肉汁たっぷりのステーキを食べることもできるし、欲しい漫画やゲームも好きなだけ買えるし、最新のスマホに買い換えることもできるし、好きなブランドの服お値段も見ずに買うことができます。
 さらに高級なマットレスと枕を買ってぐっすり安眠することができます。

 収入を上げるための話は今までのブログの話でしてきましたが、今回はそもそもの行動を起こすためのモチベーションについて話していきます。

なぜモチベーションが上がらないのか

 そもそもなぜモチベーションが上がらないのでしょうか。これには3つの理由があります。

 理由の一つ目は、あなたが自分の欲望を把握していないということです。

 モチベーションというのは動機づけと日本語訳されますが、人が動機づけられるのは何か欲求がある時です。

 あなたは今自分の欲望を100個スラスラと言うことができますか。仮にできたとして、ではなぜその欲望を叶えたいのかその理由を言えますか。日々意識していないと欲望の100個をスラスラ出すことは難しいと思います。

 理由の二つ目は、僕たちは今の自分のレベルに合った欲望にフォーカスしていないことが多い、ということです。

 僕たちの欲求には5段階のレベルがあります。僕たちは本来その5段階の一番下のレベルの欲求から叶えていく必要があります。
 
 しかし多くの人はそのレベルを徐々に段階を踏んで満たしていくのではなくて、飛び級をして一足跳びに上の階層のレベルの欲求にフォーカスしてしまいます。

 だから本能で自分が欲しがっている欲望と、意識的に自分が叶えようとしている欲望がミスマッチを起こして、モチベーションに繋がらないのです。

 理由の三つ目は、具体的に欲望をイメージできていないということです。
 自分が叶えるべき段階の欲求を把握して、しかも欲望リストを100個書いたとしましょう。しかしその100個の欲望をありありとイメージできるようにならないと、その欲望は達成できません。
 イメージするためにはいろいろ方法はありますが、それはこの後話していきます。

モチベーションを上げるとはどういうことなのか

 モチベーションを上げるというのは、例えるなら自分のエンジンに上質なガソリンを入れるということです。
 ガソリンが入っていないとエンジンは動きません。しかもそのガソリンも不純物だらけの質の悪いガソリンでは燃費が悪くなってしまいます。

 だから上質なガソリンをあなたのエンジンに注入する必要があります。車のカーナビに目的地を入れてもガソリンがなければたどり着きませんよね。ここでの目的地はあなたの使命や目標だと思ってください。

 そこに行き着くためには、やはりガソリンが必要なんです。
 ではそのガソリンを常に満タンにして、最高の燃費状態で目的地まで最短最速でたどり着くための方法を後ほど紹介していきます。

欲求の5段階レベルとは

 先ほど欲求には5段階があるとお話しました。これは有名なマズローの欲求の5段階説(自己実現理論)のことです。(注1)

 人間の欲求のレベルは、以下の階層になっていて、最終的な自己実現の欲求を目指して人は常に成長すると説明する理論です。

1生理的欲求(食事、睡眠、排せつ、性欲など)
2安全の欲求(安全に生活したい、金銭欲など)
3社会的欲求と愛の欲求(自分が社会に必要とされたい)
4承認の欲求(自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されたい)
5自己実現の欲求

 ここで僕たちがやってしまいがちなのが、生理的欲求や安全の欲求に十分満足していない状態で、世界平和など自己実現の欲求を持ってしまったりすることです。
 これでは十分にモチベーションをあげることができません。

モチベーションを上げる3つのステップ

 それでは具体的にモチベーションを上げるための行動ステップをお伝えします。
ステップ1で、まず初めにあなたの欲望を100個書き出す必要があります。

 これは紙に書き出してもいいし、パソコンでエクセルに書き出してもいいし、スマホのメモに書き出してもいいです。

 でもとにかく大事なことは100個絞り出すということです。ここでよくやりがちなのは、かっこつけて自分の欲望に見て見ぬふりをすることです。

 人間には物欲、食欲、睡眠欲、金銭欲、性欲など原始的な欲求があります。これらのすべてのカテゴリの欲求を書くようにしてください。
 五つのカテゴリがあるので、1カテゴリあたりに20個ぐらいがバランスがいいでしょう。

 あなたはもしかしたら、小さい頃から欲求を素直に感じたり表現したりすることは駄目だと教えられてきたかもしれません。

 しかしそもそも商売というのは人間の欲求の満たし合いです。つまりお客様の欲求を満たして満足させることがビジネスなんです。

 決してお客さんは物を買っているのではありません。自分の欲求を叶えることにお金を払ってるんです。
 だからあなたはお客さんの欲求を理解する必要があります。そしてお客さんの要求を理解するためには、まず自分の欲求を完璧に理解する必要があります。そうしないとお客さんの欲求というのは理解することができません。

 次にステップ2です。

 先ほど書き出した100個の欲望リストから最も簡単に叶えられるものを五つ選んでください。

 簡単にというのは、もっともお金がかからないしもっとも時間がかからないもの、という意味です。

 そこから5つ選んでそれを紙に書いて机の上に貼っておいてください。もしそれが家族に見られるのが恥ずかしいと言う場合にはスマホのメモでもいいです。スマホのメモに5つそれを書き写してください。

 そして毎日暇があるたびに、そのメモを見るようにしてください。スマホの壁紙にするのもいいですね。とにかく重要なことは四六時中そのメモに目を通すことです。

次にステップ3です。
 先ほど選び出した五つの欲望について、パワーポイントのスライドを作って下さい。
そしてそのスライドには自分の欲望のイメージ写真をネットなどから拾って、貼り付けるようにしてください。

 例えばふかふかのベッドが欲しいという場合には、パワーポイントのスライドにふかふかのベッドを買う、というタイトルにしてふかふかのベッドの写真と、それを手に入れて安眠している人のイメージ写真を入れると良いでしょう。

 これを残り四つの欲望についても同じように作ります。そしてこれも毎朝、朝起きてすぐ見るようにしてください。 

 そうすることでその欲望を達成した時のイメージが湧きますし、その写真を見ることで欲しいというモチベーションがアップします。

自動的にモチベーションがあがる3ステップ

では、あなたがより行動しやすいように、今から宿題を出します。
宿題1 欲望リスト100を完成させる。
宿題2 そこから最も叶えやすいものを5つ選ぶ。
宿題3 5つの欲望について、パワーポイントで写真イメージを作る。

 これをやることで、あなたのエンジンに最高のガソリンを日々満タンにしておいてください。
これだけで収入を2倍にするための、最速のスポーツカーを手に入れることになります。

お客さんの買いたいものを瞬時に見抜く方法とは

 今回の話の中で、ビジネスはお客さんの欲望を満たすやり取りだという話をしました。
 しかしお客さんが何を欲望として望んでいるのか、ということが分からなければ欲望を満たしてあげることができません。

 なぜ僕たちはお客さんの欲望がわからないのか、お客さんの本当に望んでいる欲望とはいったい何なのか、お客さんはいつ欲望を感じているのか、お客さんの欲望を完璧に把握して、それを売上につなげるための具体的な方法とは何なのかについて次回は話していきたいと思います。

 ありがとうございました。

参考文献

(注1)自己実現理論、Wikipedia

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