ebay輸出における消費税の還付とは?

海外輸出

さて今回は、消費税の還付ってそもそも何?というお話です。

今回の記事を最後まで見ていただくと、消費税の還付の意味と、その仕組みがばっちり理解できるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

消費税の還付とは何か?

では消費税の還付、の言葉の意味からです。

おそらく輸出に興味のある方は、消費税の還付は聞いたことがあるのではないかなと思います。

還付というのは、お金が戻ってくるという意味です。つまり、消費税の還付というのは、支払った消費税が税務署から返してもらえるという意味になります。

では、いつ自分は消費税を支払っているか、誰に支払った消費税が戻ってくるのか、わかりますか?これを理解していただくために、消費税の基本的な仕組みを、まずは簡単に説明します。

消費税の仕組み

まず、商売をするうえで、商品を仕入れなければなりません。例えば、あなたが日本国内からカメラのレンズキャップをA社から税込み110円で仕入れたとしましょう。

その際に、税抜本体価格は100円ですから、消費税分は10円になります。ここであなたはA社に消費税10円分を預けていることになります。


そしてあなたは、このレンズキャップを税込み165円で、日本国内に住むお客さんに売ったとします。この165円は、税抜本体価格150円とお客様から預かった消費税15円です。

そしてあなたは、預かった消費税15円から、A社に預けた消費税10円を差し引いた5円を、税務署に収めることになります。なぜなら、消費税の納税額の基本計算式は、預かった消費税ー預けた消費税、だからです。

ここまでが通常の日本国内への販売の場合です。それでは、これが輸出でのみ商品を販売した場合は、どうなるのでしょうか?

輸出でのみ、商品を販売した場合

まず、商品を日本国内で仕入れるところまでは同じです。

異なるのは輸出で販売しているということです。この輸出の販売に関しては、消費税はかかりません。

理由としては、消費税の基本的な考え方として、消費地課税主義というものがあります。

つまりはその販売したものがどこで消費されるのか?が重要なのです。

日本国内に住む人に商品を販売したら、その人は日本国内で商品を使う、つまり消費しますよね?だから日本の消費税が掛かってくるわけです。

一方、輸出でアメリカにレンズキャップを売ったら、そのアメリカに住む人はどこでレンズキャップを使用、消費するかというとアメリカですよね。だから、日本の消費税は課税できないんですね。

さて、となると、日本で商品を仕入れて仕入れ業者に消費税を10円支払っていて、一方輸出で販売した場合には海外のお客様から消費税は預からないわけです。

これを消費税の計算式に当てはめると、0円ー10円で、マイナス10円になるのがわかります。

つまり、海外への販売時には一切消費税を預かっていないのに、仕入時には消費税を預けている、つまり預けすぎの状態になるわけですね。

そして、このマイナス10円はどうなるかというと、税務署に申請することで、税務署から返してもらうことができます。

ここで、こんな疑問が生まれるかもしれません。「ちょっと待ってください、消費税は仕入れ先のA社に10円分預けているのだから、返してもらうならA社からじゃないんですか?」と思われるかもしれませんね。

消費税を税務署から返してもらう理由

これは、誤りです。なぜなら、A社はA社で、販売時に預かった消費税から、仕入時に支払った消費税の差額を税務署に収めているからなんですね。

つまり、A社はA社で、税金の申告の時に消費税を清算しているので、消費税を返してくれるのは、あくまでA社ではなくて、元締めの税務署であるということになります。

まとめ

ということで、本日のまとめです。今日お話ししたポイントは3つだけです。

①税務署に収める消費税の計算式は、預かった消費税ー預けた消費税である

②輸出取引には、消費税がかからない

③預かった消費税ー預けた消費税がマイナスの場合、そのマイナス金額が税務署から返してもらえる

円安や日本の人口減少で、今後も海外に活路を求める事業者が増えることが予測されます。海外輸出に関するご相談はお気軽に。

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